LOCO企画は、海外の実力派アーティストの招聘公演の企画を軸に、
音楽を通じた国際交流の実現を目指しています。 2014年、バンドネオン奏者のフアン・ホセ・モサリーニ氏の10年振りとなる日本公演企画を皮切りに任意団体としてスタート致しました。 2017年7月より、NPO法人LOCO企画として、 特定非営利活動法人として認可を受けました。 今後、更なる音楽文化の推進を図って参りたいと思います。 2017年、今年はフランスの音楽家と歌手、ダンサーの招聘公演を企画しております。 日本にその実態が伝わる機会の少ない、ヨーロッパのアルゼンチンタンゴ事情。 そこでは伝統的なクラシック音楽の土壌で育った優秀な音楽家達が、 自由な感性と真摯な姿勢でタンゴに取り組んでいます。 アルゼンチンはヨーロッパ移民が中心になって作った国であり、 タンゴもまた移民達によって生み出されました。 彼らの子孫達が、20世紀後半の政変を受けてまたヨーロッパに移り住んでくる中で、 本格的なタンゴもまた、ヨーロッパにもたらされました。 伝説的なバンドネオン奏者である、フアン・ホセ・モサリーニ氏を筆頭に、 ピアニストのグスタボ・ベイテルマン氏、歌手のサンドラ・ルモリーノ氏、 ギタリストのトマス・グビッチ氏などベテランの他、 若手もまた新しい息を吹き込み、音楽は鮮やかに発展を続けています。 LOCO企画は、ヨーロッパで今まさに新しい展望を見せている、 現在進行形の生の音楽の姿を、日本皆さんにご紹介したいと考えております。 彼らと、日本の音楽家達とのコラボレーションは、 きっと新しい展開を見せていくことでしょう。 今後は、ヨーロッパから日本への紹介だけではなく、 日本の音楽家を海外に紹介して、 協力しあう形で音楽を発信していければと考えております。 LOCOは、「狂った」という意味のスペイン語ですが、 今後も常識に捉われない攻めの姿勢で、 音楽的に実りのある企画を実現していきます! |