Home
About
Archive
2021
2019
2018
Japan Tour 2017
>
タンゴの魂
>
出演者プロフィール
バンドネオンの饗宴
Contact
出演者プロフィール
超一流のキャリアと、他の追随を許さない圧倒的な表現力。世界最高のマエストロ
フアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン、音楽監督)
Juan Jose Mosalini
1943年、ブエノスアイレス生まれ。17歳の時にTV音楽番組「スター誕生」のコンクールで優勝。その後、レオポルド・ フェデリコ、オラシオ・サルガン等、蒼々たるタンゴ界のスター楽団で活躍した後、タンゴの最高峰であるオスバルド・ プグリエーセの楽団に招かれ不動の地位を確立した。
1977年よりパリに移り住み、ヨーロッパを中心に活動を開始。全編バンドネオン・ソロによるアルバムや、トリオによる 革新的な一連のアルバムは世界中で大きな反響を呼んだ。その後も、五重奏団の編成や楽団編成を率いて、常に一流のタンゴ演奏家としてのキャリアを歩んできた。1988年、フランスの音楽院に世界で初めてバンドネオン科を創設し、現在に至るまで ヨーロッパにタンゴを広める立役者ともなった。
アストル・ピアソラ亡き後の誰もが認めるピアソラ作品最良の表現者として、また50年以上もタンゴの歴史とともに歩み現在も活躍を続けるタンゴ界で、その存在はまさに生きるレジェンド。名実共に世界最高のバンドネオン奏者と言えよう。
本場のクラシック仕込みの香り高いヴァイオリンが、
タンゴに華を添える
セバスティアン・コーランジュ(ヴァイオリン)
Sebastien Couranjou
クラシック音楽を学んだ後、1993年、モサリーニのタンゴ楽団に加入。1995年、ピアノのオスカル・カローとデュオを結成。ピアソラ作品を中心にしたレパートリーでアルゼンチンやウルグアイ公演を行い、97年にはピアソラ作品集のアルバム 『天使の死』を発表。99年には、モサリーニ=オラシオ・フェレールのカンタータ『パリ=タンゴ』の完成に協力した。 2001年、オスカル・カロー、ビクトル・ビジェーナ等と五重奏団 「Tiempo Sur」を結成。欧州、日本ツアーを行った。
2008年、タンゴの巨匠たちが大勢参加した究極のタンゴショー 『マエストロたちのカフェ』メンバーに選ばれフランス国内 ツアーに参加。現在も、モサリーニのタンゴショー 『アルマ・デ・タンゴ (タンゴの魂)』や、『ノーチェ・タンゴ (タンゴ・ ナイト)』のヴァオリニストとして活躍を続けている。 一流のクラシック音楽家としての経歴と実力を持った彼のヴァイオリンは、タンゴに芸術的な深みを与えている。
アルゼンチンの血とフランスのエスプリを湛え、
聴衆を魅了する天才ベーシスト
レオナルド・テルージ(コントラバス)
Leonardo Teruggi
現代音楽の大家でもある父ダニエル・テルージ氏の下に育ち、パリ国立高等音楽院を卒業。アルゼンチンの血とフランスのエスプリを兼ね備えた彼は、その正確無比なテクニックと華のある芸術的な表現力も相俟って、ヨーロッパの音楽シーンにおいて最も注目されるベーシストである。J.J.モサリーニの片腕として、彼のタンゴユニットで常にベーシストを務めるだけでなく、楽曲のアレンジを担当することも多い。
イタリアの歌姫L.ガレアッティのユニットや、「オルケストラ・ド・コントラバス」等でも作・ 編曲、演奏で参加して、その天才性を発揮している。彼の天衣無縫のプレイは、タンゴというジャンルや、コントラバスという楽器の概念を軽々と飛び越えて、音楽表現の可能性を常に拡大し続けている。
圧倒的な歌唱力とアルゼンチンの魂で、
世界中の音楽ファンを熱狂させたカリスマ歌姫
サンドラ・ルモリーノ(歌)
Sandra Rumolino
タンゴの故郷、アルゼンチンはブエノスアイレス生まれ。20代の頃から、タンゴを代表する一流の音楽家達と共演し注目を集める。 1983年にフランスに移り住み、87年にはパリで最も有名なアルゼンチンタンゴのショークラブ「トロトワール・ドゥ・ ブエノスアイレス」でデビュー。以来、同クラブで数多くのタンゴ・ショーに出演し、パリの聴衆を熱狂させた。 1995年にグスタボ・ベイテルマン(ピアノ&作曲)のプロデュースで、ファースト・アルバム『Automne(秋)』を発表。
97年には、モサリーニ率いるタンゴ楽団の専属歌手として、ワールド・ツアーを行う。2001年には同楽団のセカンド・アルバム『Ciudad Triste(悲しみの都市)』に参加。 現在も、モサリーニの音楽世界を理解し表現する最高の歌手として常に彼のコンサートに出演。タンゴ・ショー 『アルマ・デ・タンゴ (タンゴの魂)』や、『ノーチェ・タンゴ(タンゴ・ナイト)』では、トップ歌手として活躍を続けている。
また、これまで幾度となくピアソラ=フェレールのタンゴ・オペレッタ、『ブエノスアイレスのマリア』のマリア役を演じてきた。タンゴそのものの生と死、そして復活を表現した「マリア」の存在は、まさに彼女自身に通じるものであり、同作品の表現者として、彼女の右に出る者はいない。アルゼンチンの魂を浮き彫りにする繊細さと情熱を秘めた歌唱は、常に聴衆を魅了し、世界的に高い評価を得ている。
世界の巨匠が絶対の信頼を寄せる、
注目株の国際派ピアニスト
久保田美希(ピアノ)
Miki Kubota
幼少期、ニューヨークでピアノとヴァイオリンを学ぶ。その後、奨学金を得てロンドン王立音楽院に留学。さらに渡仏してパリ・エコールノルマル音楽院にてピアノを学ぶ。2012年ブレスト国際ピアノコンクールにて一位メダルを獲得。翌年、マイエンヌ国際ピアノコンクールに出場し、聴衆の支持を受けて入賞。
2013年にフアン・ホセ・モサリーニ氏の演奏に出会い、タンゴの奥深さや芸術性、精神性に感銘を受けた。その才能をモサリーニ氏に認められ、2014年に彼の10年ぶりとなる日本ツアーでピアニストに抜擢され、日本での凱旋帰国デビューを果たした。2015年にはボルドーのタンゴ・フェスティバルでモサリーニ氏の指揮するタンゴ・オーケストラでピアニストを務め、バンドネオンの早川、コントラバスのテルージと共にタンゴトリオの日本ツアーを行い注目を集めた。今後の活躍が期待されるタンゴピアニストである。
モサリーニの愛弟子にして、
代役を任された日本で唯一のバンドネオン奏者
早川純(バンドネオン)
Jun Hayakawa
東京芸術大学卒業。大学在学中より、バンドネオンを始め、間もなくバンドネオン奏者の小松亮太氏のタンゴ・オーケストラのメンバーに抜擢され、公演ツアーに参加した。
ドイツの作曲コンペティションでの本選通過、バンドネオンの国際コンクールでの特別賞入賞(一位無し最上位)などを果たし、海外でも知られるようになると、渡仏しパリで更なる研鑽を積んだ。世界最高のバンドネオン奏者、モサリーニ氏の愛弟子として、氏の自宅に部屋を借り教えを受ける。パリを中心としたフランス各地、周辺国にも招かれコンサート活動を行い、時にはモサリーニ氏の代役として、オーケストラの指導に当たるなどした。
コンセルバトワールにて、ジャズのディプロマを最上位で取得。日本では最大のジャズの祭典「東京JAZZ」に出演するなど、フランス滞在中も頻繁に日本に帰国し、活動を続けてきた。
ネオタンゴを標榜する近未来タンゴユニット「Tango-jack」や、国境を越えた新世代のタンゴユニット「ハヤカワ・テルージ・トリオ」を主宰するなど、演奏家・作曲家として、バンドネオンとタンゴの可能性を独自のスタイルで追求し続けている。
音楽と一体となった芸術的なステップで、
タンゴダンスを世界に知らしめたパイオニア
ホルヘ・ロドリゲス&ガブリエラ・フェルナンデス(ダンス)
Jorge Rodriguez
& Gabriela Fernandez
ホルヘは、アルゼンチン北西部コルドバ州の出身。タンゴ・ダンサーであった両親の下、10歳の頃からダンス教室に通う。あっという間に踊りをマスターした彼は、地元の名門舞踊団でフォルクローレやタンゴを踊っていたが、同舞踊団でフランス公演を行った際パリに魅了され、1984年パリに移住。
その後はモサリーニをはじめ多くの一流演奏家のショーに招かれ活躍。音楽を単に伴奏と捉えるのではなく、その精神世界を如何に身体表現と結び付けるかを追求した彼の踊りは注目を集め、タンゴダンサー及び振付家、演出家として確固たる地位を築いていった。
アルゼンチン生まれのガブリエラは、17歳の時からタンゴダンスを学び始め、21歳からプロダンサーとして本格的な活動を開始。2006年、USAの”ポートランド国際タンゴ・フェスティバル”に招かれた後、USA国内を巡演。2008年には、フランスの”アヴィニョン・フェスティバル”に出演するなどこれまで数多くのタンゴ・ショーに出演。その後も欧州各国、モスクワ、南米、東南アジアなど世界中でダンス・デモやレッスンを行ってきた。2013年からは、ハノーバーの著名ダンススクールのマスター・ティーチャーに就任。現在はフランスとスペインを拠点にホルヘとのペア及びソロダンサーとして活躍している。
Home
About
Archive
2021
2019
2018
Japan Tour 2017
>
タンゴの魂
>
出演者プロフィール
バンドネオンの饗宴
Contact